フィラメントの長さを計算するツールの使い方
- 素材を選びます。各素材にはデータシートの密度の中央値が設定されていて、重さを長さに換算するために使われます。
- お使いのプリンターのフィラメント径を指定します。ほとんどは1.75 mmで、2.85 mmのものもあります。
- スライサーが表示する造形物の重さを入力します。長さのほうが分かっている場合は、長さを入力してください。もう一方の値は自動で計算されます。
- 1 kgスプールの価格、造形時間、プリンターの平均消費電力、電気料金を入力すると、合計コストが分かります。
3Dプリントのコストの計算方法
材料費は、造形物の重さに1 kgあたりの価格を掛けたものです。電気代は、造形時間に平均消費電力(kW)と1 kWhあたりの料金を掛けて求めます。家庭用プリンターの平均消費電力は、主に加熱ベッドと使用温度で決まるため、PLAよりもABSやポリカーボネートのほうが高くなります。プリンターやスマートプラグで消費電力を測れる場合は、その値を使ってください。
重さを長さに換算するには、質量を密度とフィラメントの断面積で割ります。そのため、同じ重さでも素材が違えば長さは変わります。軽いABSはPLAよりかなり長く、金属粉を充填したフィラメントはずっと短くなります。
素材別に見る、1 kgスプールのフィラメントの長さ
この計算に含まれないもの
- サポート、ブリム、パージ: 有効にしている場合は、スライサーがすでに重さに加えています。マルチカラープリンターのパージは、無視できない量になることがあります。
- 造形の失敗と、調整用のテスト造形。
- 機械の消耗: ノズル、ベッドのプレート、ベルト、プリンター本体の減価償却。
- あなたの時間: 設計、準備、仕上げにかかる時間は、受注品では最も高くつくことが少なくありません。
FAQ
3Dプリントのコスト計算についてよくある質問
PLAの1 kgスプールは何メートルですか。
データシートの密度の中央値で計算すると、直径1.75 mmで約340メートル、2.85 mmで約125メートルです。素材ごとの値は、このページの表で確認できます。
3Dプリントで造形物1個のコストはいくらですか。
家庭での造形では、直接費の大部分が材料費で、電気代はわずかです。スライサーが示す重さとスプールの価格をツールに入力すると、正確な金額が出ます。
ABSはPLAより長く巻けるのはなぜですか。
密度が低いためです。1 kgのABSは体積が大きく、同じ直径なら、フィラメントの長さが長くなります。